皆様こんにちは!ナナフク横浜の竹内です!
今日は夫婦の日ですね!休日の方も多くいらっしゃったのではないでしょうか?せっかくなので夫婦水入らずでお食事でも行かれた方も多いのではないでしょうか?
本日も作業実績を報告させていただきます!
本日はあらかじめお見積もりでご契約をいただいたお客様の作業を行いました。
最初にご相談いただいたのは一月のことでした。一軒家に住んでいるご年配の男性で、体を悪くしたので介護を受けることになったのですが、家に物がありすぎてベッドを置くスペースを
作りたいとの事。スタッフがお見積もりに行かせていただいたところ、、、
家の中はありとあらゆるところに物が敷き詰められており、足の踏み場もない状態で生活をされていた様子でした。キッチンにはコンビニなどで購入されたお弁当残骸、ビン。ペットボトル、空き缶、ビニール袋の山、、床も新聞紙や郵便物の山が層となり20センチほどの段差ができておりました。
お客様曰く、5年前に会社が倒産され喪失感とともに何とか暮らしてきたらしいのですが、このような生活をしている上、奥様もご病気で去年他界。ついにはご自身まで体を壊してしまったそうでした。今回は親族の援助もあり、最低限の介護スペースを空けるという目的でご相談されたという経緯でした。
今回の弊社のプランはトラック二台を使用しその最低限のスペースを空け、一度生活環境を整えてから数回に分け一軒家全部を片付けをしていくというプランをご提案させていただきました。
一度に行うとお客様の体力や作業時間、ご近所への配慮も視野に入れたご提案でした。また、お客様自身が、「自分にもしものことがあった場合に備えて」も考慮した結果ほとんど使用していない二階の部屋、自分の部屋や、亡くなられた奥様の遺品整理なども視野に入れてのお話でした。今回のお見積もりはそんな複雑な心境をお持ちになったお客様でした。
弊社もお客様の心情を最大限に考慮に入れた長期プランでの対応を取らせていただきました。何よりもお客様が安心してお任せいただけることをモットーに日々プランニングさせていただいておりますし何よりも第一はお客様の生活環境の改善が今回の最大の目的となります。
そんな中いよいよ本日の作業日を迎える事となりました。
トラック2台にスタッフが4名で取り掛かります。まずは玄関口から搬出の導線を確保します。そしてひらけたキッチンにたどり着くと二人でキッチン周りの不衛生なゴミを一般のゴミの日に出せるようにおまとめします。こちらは親族の方が破棄するということでしたので、おまとめのお手伝いをさせていただきました。虫やカビなどで不衛生になっておりますので、配慮させていただきました。残った二人でその先の和室へ。そちらが今回目的のベットの設置場所です。キッチン。トイレ、浴室までの導線の確保も行います。
あくまでベッドの配置と生活環境の改善が目的ですので今回は導線以外は行いません。そしていよいよ和室の方へ、、、こちらが普段のお客様の生活のすべての場所となります。実に色々なものがあり、重なった新聞紙などをベットにし、お客様はお休みになられていたということでした。ここから最低限の物だけを選び取り不用品は全回収という作業を行います。
分別をしなければならないので、一番時間のかかる場所となります。スタッフもお客様の大事な物品を誤って捨ててしまわないように慎重に一つづつ梱包していきます。洋服や布団。食器類。調味料類、衛生用品。その他雑貨等、、、いたるところに散乱していますので、やはり難航してしまいます。しかしお客様はご自身で把握されているので的確にご指示をいただけましたので、誤って捨ててしまう、などということはありませんでした。とりあえず一安心ですね!
分別が終わりいよいよ全回収です。種類ごとに段ボールや袋に入れ弊社でも処理しやすくしていきます。やっと床が見え始めたところで、やはり畳がカビやシミでひどいことに、、、お客様にて施工業者を手配するということで、余った段ボールでとりあえずの床養生をお手伝いしました。やはり見栄えが変わるだけで気持ちにゆとりができます。しかしカビなどは有害ですのでいち早く対処する必要があります。皆様も気を付けてくださいね!
この日は約7時間かけての作業となりました。やはり普段と違い、捜索しながらの作業となると作業時間が二倍がかかってしまいます。何とか予定のトラックで回収することができ、ふさぎ込みなお客様の顔から笑顔がこぼれます。
一日でここまで進んで本当によかったですね!!
今日を迎えてお客様はやっとスタート地点に立つことが出来ました。後は現状の維持、そのあとに残りのご要望にお応えする作業を控えています。時間をおいて2月の末までに最終的な全回収を行う予定となります。お客様にはそれまでゆっくり養生していただきたいと思います。本日は誠にありがとうございました!!
いかがでしょうか?皆様の周りにも似たような環境で生活をされている方はいらっしゃいませんか?実のところ、ご年配のお宅ではこのような生活をされている方が少なくありません。身体の限界、または孤独からの脱力感から自分の生活を管理できないでいる方は実に多くなってきました。特に家族と疎遠になっている方は特に多いように感じます。そういうときこそ地域のコミュニティが大切だと我々は感じます。
近隣でこのような案件でお悩みの方、もしくはご存知の方、一度弊社ナナフク横浜にご相談いただけたらと思います。お客様のご要望に応える事に自信と実績があります。